ケーススタディ 特集

かごしま遊楽館


 東京メトロ日比谷線の日比谷駅A4出口正面に建つ千代田ビルの「かごしま遊楽館」は、鹿児島県が「総合基本計画」の中で『食の創造拠点かごしま』の形成を戦略プロジェクトの一つとして掲げ、県農産物等のブランド確立を推進するとともに、観光鹿児島の魅力あるイメージづくりを推進するため、首都圏において物産や観光についての広報・宣伝・販売・展示等を行う総合的な情報の受・発信拠点として1995年5月30日に開設された。

 98年8月1日にはリニューアルが行われ、ビル1階の食品販売コーナー「さつまいもの館」と2階のレストラン「遊食菜彩いちにいさん」に加え、3階に「工芸品ギャラリー」と「かごしまビジネスサポートセンター」、9階に「U・I ターン/新規就農相談コーナー」を新設するなど機能が強化された。

 かごしま遊楽館の運営の特徴として挙げられるのが「かごしま遊楽館モニター」制度の導入で、モニターの意見・要望を運営に反映してきている。

 また、今年5月29日の 周年誕生祭では、アンテナショップの原点に立ち返って見直すことを念頭に、「かごしま遊楽館モニターと館長の意見交換会」を実施、その席でモニターからカルチャー講座の開催が提案され、9月から「かごしま塾」が開講されることになった。

 オープン以来、入館者数・売上高とも右肩上がりで推移するなど、この10年は順調に経過。今後もアンテナショップの目的である情報の受発信機能をより拡充していく方針である。

 


左●JR有楽町駅日比谷口からも徒歩2分と交通の便に恵まれた一等地に展開
右●1階「さつまいもの館東京店」は、晴海通りから日比谷映画街への通り抜けになっており、行き交う人々の関心を惹きやすい

左●「さつまいもの館」では、本場鹿児島のさつまいも加工品をはじめ、「かるかん」や「げたんは」などの郷土菓子、揚げたてのさつま揚げや人気の黒豚加工品など郷土色豊かな特産品を販売。健康にも良いということで、話題の本格焼酎(芋、麦、黒糖)、紫いも加工品、黒酢なども数多く取り揃える
中●「遊食菜彩いちにいさん」では、黒豚・黒牛、きびなご、地鶏などを肴に、鹿児島の本格焼酎や地ビールを手軽に楽しめる。「そばつゆ仕立て黒豚しゃぶ」は、同店が開発した新しい食し方で、"東京発"の鹿児島の味
右●「鹿児島ブランドショップ東京店」。薩摩焼、大島紬、薩摩切子、屋久杉加工品など、伝統と技が生きる工芸品の数々を一堂に展示。店内にはギャラリーも設けられ、個展や新作発表なども行われる
 
[所在地] 東京都千代田区有楽町1-6-4 
千代田ビル 1〜3階、9階
[オープン] 1995年5月30日
[事業主体] 鹿児島県
[運営] 食品販売コーナー: さつまいも産業振興協同組合
レストラン:(株)フェニックス
工芸品展示販売コーナー: (社)鹿児島県特産品協会
[店舗面積] 1階:120.30m2
2階:225.06m2
3階:288.75m2
9階:288.75m2
[施設構成] 1階: さつまいもの館東京店 (食品販売コーナー)
公共スペース(観光案内コーナー, ミニふれあいコーナー)
2階: 遊食菜彩いちにいさん(レストラン)
3階: 鹿児島ブランドショップ東京店 (工芸品展示販売コーナー)
9階: 鹿児島県事務所 (U・I ターン/新規就農相談コーナー)
[営業時間] さつまいもの館東京店:平日10時〜20時,土・日祝日10時〜19時
観光案内コーナー: 平日10時〜19時
遊食菜彩いちにいさん: 平日11時〜22時30分,
日祝日11時〜21時30分
鹿児島ブランドショップ東京店: 10時〜18時
[休業日] 年末年始のみ (観光コーナーは土・日祝日休)

 

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