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"実験劇場" アクアマリンふくしま キッズアクアリウム 海と遊ぶ 福島県いわき市小名浜港の第二埠頭に所在する「ふくしま海洋科学館」(愛称:アクアマリンふくしま)は、県の教育庁所管の水族館である。 アクアマリンふくしまは、開館5周年記念企画として2005年7月15日から、就学前のキッズを対象とした企画展「キッズアクアリウム 海とあそぶ」を、1階企画展示室「マリンホール」で開催している。 これは、同じく、開館5周年企画としてオープンした人工干潟「JUB JUB ひがた」やビオトープ「BIO BIO かっぱの里」とともに、同館の将来計画である『キッズアクアリウム』の建設に向けた"キッズのための実験劇場"として位置づけられている。 企画展「キッズアクアリウム 海とあそぶ」の展示テーマは「生命の多様性」。海洋生物を模した大型遊具を設置した会場は、キッズが自由に遊べるようになっており、室内の造形や生物、その色、形、音が、就学前のまだ生得的な感性豊かな子どもたちの心にどう響くか、どう反応するかを実験。「なんらかの生命のかたちを子どもたちに心の中に刻んでもらう」ことを目指す。 また、田んぼや小川、沼など昔懐かしい里地の水辺の環境を再現した約3000m2の「BIO BIO かっぱの里」では、そこに棲む動植物の観察をはじめ、水の中に入ってメダカやフナ、エビ、水生昆虫などの採集を体験することができる。隣接してつくられた「JUB JUB ひがた」は、約1200m2の三日月形の干潟で潮の干満もある。砂の中に棲むアサリなどの二枚貝、石の下に隠れるカニ、海草の間に暮らすエビや小魚などを、砂を掘ったり水に入ったりして捕まえることができるなど、子どもたちの「体験学習の場」としている。さらに、両施設のオープンに合わせ、川で遊ぶ子ども達の写真を展示した「川ガキのいるところ 村山嘉昭写真展」を開催(7月15日〜9月26日)している。 このように、アクアマリンふくしまでは5周年企画として、子どもたちと自然との触れ合いに重点を置いた、さまざまなイベントを開催している。 こうした遊びや生き物との触れ合いを通して、幼児期に「生命」を五感で体験することの大切さを訴求していく。
ここ数年、いままでは聞いたこともなかったような事件が多数発生していますが、そうしたことと現代人が自然と触れ合う機会が失われたことが結びついているように思われてなりません。 自然との触れ合いの喪失と犯罪の発生の因果関係については確たる証拠はありませんが、はっきり言えることは、現代の若い人たちは、成長過程において自然を体験するということが圧倒的に少なくなっているということです。少子化ということもありますが、最近では川や海や山で遊ぶ姿を見ることはあまりありません。 このアクアマリンふくしまも、開業したときには、自然と触れ合えるようなスペースはあまり多くありませんでした。そうした想いもあって、かねてから、そうした部分を拡充したいと考えていました。開業5周年という節目を機に、人工干潟「JUB JUB ひがた」とビオトープ「BIO BIO かっぱの里」を開設することにしました。 「キッズアクアリウム 海とあそぶ」は、遊具を通じて遊びながら命というものを子どもたちに感じてもらうことを目的とした企画展ですが、生き物に興味を持つきっかけを与えることを目的に"おもしろい顔をした魚"を集めた企画展「おもしろ魚展」など、同時並行でいくつかのイベントをスタートさせています。 こうした企画を通じて、子どもの習性を見ながら、それぞれのメニューがどういうふうに効果があるかをチェックしていきたいと考えています。 アクアマリンふくしまの将来計画として本格的な『キッズアクアリウム』の開設がありますが、これらは、それに向けたひとつの実験と位置づけています。キッズアクアリウムは、学校教育を補完するとかというものではなくて、幼児の時の自然体験の場所としていきたいと考えています。 その体験の内容というのも、ただ生き物と触れ合い、その温もりを感じるというのではなくて、生き物を捕まえて殺す。殺して食べるということが大切です。今回の「里地」や「干潟」の開設も、そこで採集した生き物を食べることまで体験してもらうためです。 幼児期に血を見るような体験をすると、それがトラウマとなって、成人してから殺人などを犯すことにもなるという人もいますが、そんなことはありません。子どものときに、生き物を相手を「殺す」という体験をしていれば、大きくなってから人の命を絶つということをしたりはしません。 今回の「実験」は、いってみればこれまでの水族館にはない、新しいジャンルかもしれません。 関連サイト: アクアマリンふくしま公式ホームページ データ 2005年9月
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