■ケーススタディ 特集 フードテーマパークの現状
神戸スイーツハーバー
"スイーツの街・神戸"に誕生した"こだわり"の スイーツ職人が一堂に集う「スイーツの殿堂」 延床面積2847m2と日本最大級のスイーツをテーマとするフードテーマパーク「神戸スイーツハーバー」は、JR神戸駅前の神戸ハーバーランドセンタービル店舗棟に2004年12月3日リニューアルオープンした商業施設「ビーズキス」の地下1階に開設された。 同施設は、総合プロデュースを「チームナンジャ」が担当、運営管理は(株)ジオ・アカマツが行なっている。 開港以来、多くの外国人が居留し、洋菓子文化がいち早く開花した神戸には、スイーツの老舗店や名店が数多く誕生、現在では「スイーツ消費量日本一」を誇るほどの"スイーツ文化圏"を形成するに至っている。 そうした地域性を背景に神戸スイーツハーバーは、「ハピネス・オブ・スイーツ」をテーマに、関西初出店を含むスイーツショップ22店舗とミュージアム展示で構成。全国各地のこだわりのスイーツ職人が一堂に集う"スイーツ職人の殿堂"として展開している。 空間演出にあたっては、テーマゾーンとレストランゾーンのゾーニングを明確にしながらも、全体を明治・大正期のレトロモダンな神戸港をモチーフに、花と緑が溢れたファンタジックな"スイーツの港町"を創出。 店舗構成は、"スーパーパティシエ(世界のトップクラスに位置する一流洋菓子職人)"が創作した芸術的スイーツを提供する「パティスリー(洋菓子専門店)」をはじめとして、「ショコラトリー(チョコレート専門店)」「クレープリー(クレープ専門店)」「デセール(皿盛りスイーツ)」「和スイーツ」の専門店など、スイーツ職人がその場で作り上げる選りすぐりのスイーツ専門店15店舗とスイーツレストラン3店舗、スイーツ関連の物販店舗1店舗を集結するほか、全国各地のチーズケーキやソフトクリームを一堂に集めた期間限定店舗や「自由が丘スイーツフォレスト」のパティシエ店舗などイベントショップ3店舗も設けるなど、"常に新しい発見"に満ちたスイーツ情報を発信していく。 (株)ナムコでは、イベントショップ3店舗の運営も行なっているが、神戸スイーツハーバーの今後の展開について「お越しになったお客さまがみな楽しめる施設にしていきたい」((株)ナムコ ETカンパニー ET企画ディビジョン 神戸スイーツハーバー店 ストアマネージャー・水上信弘氏)としている。
名古屋麺屋横丁
名古屋の中心市街地に誕生した "ニュー・ウェーブ・オブ・ザ・ラーメン"の発信拠点 名古屋初のラーメンのテーマパーク「名古屋麺屋横丁」が2005年2月25日、大手パチンコ遊技機メーカーの京楽産業(株)が栄に開設した複合商業ビル「SUNSHINE SAKAE」にオープンした。ナムコ・チームナンジャが総合プロデュース(企画設計・施工・PR)を担当、運営は京楽産業グループの京楽栄開発(株)が当たっている。 名古屋麺屋横丁は、中部国際空港の開港や愛・地球博の開催などにより国際化が急速に進む名古屋で、"ニュー・ウェーブ・オブ・ザ・ラーメン"をテーマに、従来のご当地ラーメンの枠組に縛られることなく、その卓越したアイデアとセンスにより日本のラーメンシーンを革新し続け、"ラーメン第三世代"とも呼ばれる"ニューウェーブラーメン"の代表として、全国各地から選抜した「ニューウェーブ七人衆」を一堂に集結。環境演出は、ラーメン黎明期である昭和30年代をモチーフに、路面電車が走る架空の"ラーメンの町"で繰り広げられる、新しいラーメン創りに命を賭ける天才職人たちの活躍を描いていく。 選抜された"ニューウェーブ七人衆"は、伝統の函館ラーメンに新風を巻き起こす"塩ラーメンの魔術師"奥川裕之氏(店舗名「ずん・どう」)、とんこつ魚介系醤油で新たな挑戦をする"とんこつの名手"「田中商店」の田中剛氏(店舗名「つしま」)、燻製玉子でトッピングの主役を変えた"くんたまの達人"清水博丈氏(店舗名「竃 新宿本店」)、次々に繰り出す新ブランドが嵐を呼ぶ"メタモルフォーゼ職人"前島司(店舗名「せたが屋」)、人真似が大嫌いな激戦区・横浜の怪童"1000のレシピを持つ男"今村嘉宏氏(店舗名「いまむら」)、大阪発のオリジナルとんこつで一世を風靡する"難波の仕掛け人"木村修作氏(店舗名「作の作」)、一子相伝の味を進化させた"博多ラーメンの正統後継者"河原秀登氏(店舗名「博多 秀ら〜」)。 名古屋麺屋横丁では、ラーメン文化の新しい潮流を育むことにより、名古屋の中心市街地である栄地区の活性化を図るとともに、日本におけるラーメン文化の進化に貢献することを目指していく。
東京パン屋ストリート
「こころときめ"ハレ食"としてのパン文化」を 発信する"ときめきパン"の殿堂 日本初のパンのフードテーマパーク「東京パン屋ストリート」が、千葉県船橋市の日本最大級のショッピングセンター「TOKYO・BAYららぽーと」の「ららぽーとイースト」"what!"1階に2005年2月24日オープンした。 「ときめきパン」をテーマに、心ときめく感動的なパンの文化との"出会い"と"体験"の世界を提案することをコンセプトとする同施設は、"ハレ食"としてのパンにスポットを当てる。 首都圏初出店の店を中心に、コンクールで優勝したり、各地で行列をつくり出すなど、世界水準の技術をもつ一流のパン職人"スーパー・ブーランジェ"が展開している8店舗を一堂に集結。 全店舗に装備されたパン焼き窯のある厨房の大半がガラス張りになっているので、通常では見ることができないスーパーブーランジェのパン作りの技を間近に見ることができる。 小人がもたらした黄金の小麦やパン焼き窯があり、緑と木々の温もり溢れる、パン職人が集まる架空の「パンの町」という演出が施された空間のなかで、焼き立て・でき立てのパンをその場で食べることができるので、わが国最高峰のパンを最高の状態で食べ比べることもできる。 期間限定の店舗もあり、"ときめきパン"の殿堂にふさわしく、常に新しいパン文化の情報発信を行っていく。
札幌ら〜めん共和国
各地のご当地ラーメンが一堂に会す北海道のラーメン文化の殿堂
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