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山居倉庫は1893(明治26)年、酒田米穀取引所の付属倉庫として建造された。NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケ地としても使われ、国内だけでなく台湾など海外にもその名が知られており、酒田随一の観光名所となっている

ミュージアム「華の館」は、酒田の歴史と文化や、日本を代表する人形作家・辻村ジュサブロー(寿三郎)氏の作品などを展示

人形の創作、人形芝居の上演、舞台衣裳のデザインなど、精力的な活動は人形の世界にとどまらず、総合的なアーティストとして各方面より大きな注目を集めている辻村ジュサブロー(寿三郎)氏。華の館には、辻村氏の人形のコーナーがある

酒田の文化を伝えるものとして、酒田の産土神を祀る山王社の大祭である「酒田まつり」の山車なども展示されている

12棟ある倉のうち幹線道路側の2棟を、酒田市がJA全農庄内から取得し、酒田市観光物産館としてミュージアム施設「華の館」と飲食・物販施設が入る「幸の館」を整備。観光インフォメーションも設けられ酒田の観光振興拠点として情報を発信していく

お土産品販売コーナーは「酒田夢の倶楽」のオープンに伴い、市の中心街にあった施設を移転。滑り出しは好調で、将来的にはオリジナル商品の開発も予定している

庄内平野と日本海が育んだ素材を活かした料理が評判の「食彩旬味 芳香亭」。昼食時などは平日でも空席待ちの長い列ができる

玉こんにゃくやフレッシュなミルクと果物でつくったジェラードなど、酒田っ子に馴染みの味が楽しめる「ファーストフードコーナー」では、市内の醸造元の純米酒と純米吟醸酒を「地酒おためしサイズ」として50ml・100円で提供

「酒田夢の倶楽」とは反対側の1号棟は、稲作の歴史、稲のルーツ、品種改良、生産・保管・流通の過程などを紹介する「庄内米歴史資料館」となっている

「華の館」と「幸の館」の間には、シンボルのケヤキ並木を眺めながら休憩できるオープンテラスを設置


12棟のうち9棟は築100年以上経ったいまも現役の農業倉庫として活躍。土蔵造りの屋根は二重構造で、倉の内部は湿気防止構造になっている

倉の背後を囲むケヤキの大木は、日除けや風除けの役目を果たす。ケヤキと倉庫の間には石畳が敷かれ、遊歩道として公開されている


山居倉庫は、舟への荷の積み降ろしに便利だった最上川と新井田川に挟まれた通称「山居島」に建つ。敷地内には、米の運搬に使われた「小鵜飼舟」も置かれている
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