ケーススタディ
テーマは「湯あそび」長っ風呂大歓迎!
沿線住民に喜ばれる温浴施設
犬吠埼温泉(元湯:犬吠埼京成ホテル)を使った「黒潮の湯」

 
京成電鉄「スーパー銭湯 笑がおの湯・千葉寒川店」
 

 
 バス会社と同じ公共交通機関である鉄道会社でも、高架下などの遊休地を活用した新規事業として温浴施設の経営に乗り出すなど、事業の多角化に積極的に取り組んでいる。
 京成電鉄グループにより3年半前に千葉に開業されたスーパー銭湯が「笑がおの湯 千葉寒川店」である。
京成電鉄(株)はこのほか、レンタル収納スペース(収納クラブ)やコンビニエンスストア(am/pm)、オートバイガレージ(モトパーク)、眼鏡店(オンデーズ)、コロッケ屋(コロちゃん)、カフェ&バー(プロント)を経営するなど、社有資産を有効活用した新規事業に意欲的に取り組んでいる。

多彩な浴槽を用意し"湯あそび"を提案
 
 温浴施設の経営効果については「広い土地が必要で初期投資が高いが、安定的な収益を上げられます。今後も、いい物件があれば多店舗化を図っていきたい」(京成電鉄(株)経営企画部・本郷光明氏)とする。
 
 同施設の特色は、銚子の犬吠埼京成ホテルで沸き出ている温泉の元湯を直送している「黒潮の湯」と、30種類を有する浴槽のアイテムである。施設のコンセプトは"湯あそび"だが、これだけの種類の浴槽を用意されれば、「最長120分以上、平均60〜90分は入浴いただいています」((株)コミュニティー京成温浴事業部長・笑がおの湯 千葉寒川店支配人・平敏久氏)という。
 
「京成電鉄が運営しているというだけで、周辺の住民から喜ばれています。リピーター率は90%に達しています。長湯は大いに結構です。1日中家族で遊んでいっていただきたいですね」(平氏)。
 
 
(左)●京成千原線とJR内房・外房線の高架に挟まれた社有地を活用してスーパー銭湯を営業
(中)●"地域の足"として親しまれている鉄道会社が営業していることもあって地域住民からも親しまれリピーターも多い
(右)●椅子席のほか座敷席もある飲食コーナーでは、うどん・そば・カレーライス・ソフトクリーム、ビールやおつまみ等を提供。風呂上りの一時をくつろげる

 
(左)・(中)●浴場は「はごろも」と「おおうみ」の2タイプを用意。男湯と女湯を日替わりで入れ替える
(右)●露天風呂ゾーンも、エステバスやビューティバスなど、多彩な浴槽を設置。犬吠埼京成ホテルから直送の天然温泉を使った「黒潮の湯」も設けている

 

 
関連サイト:京成電鉄「笑がおの湯」
 

データ 2004年6月現在

[所在地] 千葉県千葉市中央区寒川町2-147-1
[連絡先] 043-264-4126
[オープン] 2000年11月21日
[事業主体] 京成電鉄(株)
[運営主体] (株)コミュニティー京成
[敷地面積] 約4,200m2
[延床面積] 約1,450m2
[施設内容] ○浴槽/30種類
○泉質/ナトリウム塩化物強塩温泉(肌美人の塩湯)
[利用料金] 大人800円(700円)、子ども400円(350円)
※カッコ内は会員料金
[営業時間] 10:00〜24:00
[定休日] 年中無休(年2日のメンテナンス日のみ休業)

 


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