「上質な日常」をコンセプトに
ハイグレードなライフスタイルを提案
わが国の郊外型SCの先駆けとして、34年にわたり二子玉川の地に地歩を築いてきた玉川高島屋ショッピングセンターが、2003年9月8日、南館を増改築し、「新南館」としてオープンした。
事業主体である東神開発(株)は、1969年の同SC開業以降、“ニューアーバンアダルトガーデンシティ”をコンセプトに掲げ、成城、田園調布、等々力等商圏を半径5km圏内と設定して、いわゆるアッパークラスをメインターゲットとしたMDによる開発を進めてきている。
| 「テナントが衣料品、ファッション雑貨に偏っていた現状を踏まえ、今回の増築オープンにあたっては、普段から足を運んでもらえるよう“上質の日常の提供”をテーマに、飲食店・食料品や家具、生活雑貨などを充実させました」(東神開発(株)企画開発本部 中坪千草氏) |
![]() 東神開発(株)企画開発本部 中坪千草氏 |
| 「従来の商業施設では、共用部とテナントのデザインは明確に分かれていましたが、新南館では、あえてその区分をファジーにすることで、商業空間としてのまとまりをもたせました。そこで各テナントさんには、新南館のイメージ、コンセプトを理解していただいたうえで、空間、デザインなどさまざまな条件を提示し、そのなかで店舗デザインを工夫していただきました。なかには店舗区画とパブリックスペースが一体化している場所もありますが、店舗と共用部のデザインが融合したことで、来館者にゆとりある環境を提供できているのではないでしょうか」(東神開発(株)玉川高島屋S・C 南館増築本部 倉本真祐氏)。 | ![]() 東神開発(株) 玉川高島屋S・C南館増築本部 倉本真祐氏 |
| [所在地] | 東京都世田谷区玉川3-17-1(玉川高島屋S.C南側隣地) |
| [オープン] | 2003年9月8日 |
| [事業主体] | 東神開発(株) |
| [敷地面積] | 45,000m2 |
| [延床面積] | 28,300m2(既存部含む新南館計51,300m2) |
| [構造・規模] | S造・一部SRC造 地下2階地上11階塔屋2階建 |
| [施設内容] | 飲食22店舗、物販52店舗、食料品13店舗、サービス1店舗 |
| [総事業費] | 130億円(用地取得関連含む) |
| [初年度集客目標] | 約1,500万人(S.C全体) |
| [初年度売上目標] | 約100億円(増築部) |