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■ケーススタディ ワーカーズファーストをコンセプトにしつつも シオサイトの玄関口として多様なシーンでの活用も想定 汐留シティセンター 汐留シオサイトのなかでも、銀座・新橋方面からの玄関口にあたるB街区にオープンした汐留シティセンター。このB街区は、三井不動産(株)、アルダニー・インベストメンツ社、松下電工(株)で土地を共有しており、シティセンターに関しては、三井不動産(株)とアルダニー・インベストメンツ社との共同事業として、商品企画、施工管理等のプロジェクトマネジメント、およびリーシング業務や運営管理業務というアセットマネジメントを三井不動産(株)が受託して進めてきた事業である。 建物の設計にあたったのは、米国の著名な建築家、ケビン・ローシュ氏で、優美な曲面をもつ外観は、近未来的でありながら、前面の旧新橋停車場との調和も感じさせる。 富士通(株)、全日本空輸(株)は入居しており、三井化学(株)の本社が11月に入居する。同ビルの掲げたコンセプトは、「ワーカーズファースト」―働く人にとって快適で、かつ利便性の高い機能、環境を提供するということであった。その考え方から、最新鋭のセキュリティとIT、オフィス環境に加え、商業施設などのサポート機能の充実を図っている。オフィスワーカーが、忙しい日常のなかでもバリエーションに富んだ、しかもリーズナブルな食事をとれるよう飲食施設、旅行代理店、ビジネスコンビニやクリニックなど、業務、生活面での多様なニーズに応えられる内容としている。 各フロアにはテーマが設定され、たとえば地下1階は「Ecotaste(Ecology & Economy)」として、リーズナブルでありながらもきちんとした食事がとれるよう配慮。3階は、目的性の高い業種であるクリニック、料理教室などを集めている。 また、1階は、テイクアウトもイートインもあるデリカテッセン「デリ ブティック」もあり、彩り豊かな専門店が小道に並ぶように配置されて、いろいろな食のスタイルに応えることができるようになっている。利便性だけでなく、賑わい感と食の楽しさが発信され、オフィスワーカーのみならず、訪れる一般の人たちにとっても魅力的な空間である。 「ここで働くワーカーの人たちだけではなく、休日には銀座などに遊びに来られた方が足を伸ばされることも多いですから、そうした方々のご利用も十分に意識しています。上階のレストランも、ビジネスシーンで活用できる一方で、ゆったりとした空間と十分な席数を確保し、眺望もすばらしいですから、幅広くご活用いただけると思います」(三井不動産(株)ビルディング本部 オフィスマネジメント一部/汐留シティセンターオフィス所長・木下邦久氏)というように、日常と非日常という両面を備えていることが特徴のひとつといえる。 とくにこれまで、汐留は銀座、新橋の賑わいとは“離れた”存在として捉えられていただけに、シオサイトの誕生は新しい人の流れをつくり出していくことになろう。「私どもはその結節点として、これから大きな役割を果たしていけるものと考えています」(木下氏)
データ 2003年6月現在
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