ケーススタディ
第35回東京モーターショー

各メーカーの自信作が一堂に揃った
未来の乗用車・二輪車の華麗なる競演

データ

 わが国最大の展示会である「東京モーターショー」が、今年10月26日から11月7日までの13日間にわたって、千葉市の幕張メッセ(日本コンベンションセンター)で開催された。
 
 アメリカでの同時多発テロによる影響で開催が危ぶまれたが、開会式や式典を取りやめる等の一部変更はあったものの、世界13か国から6政府(ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、スウェーデン、アメリカ)、2団体(日本電動車両協会、日本自動車部品工業会)、 273社が参加し、乗用車、電気自動車、二輪車、それに部品・関連商品を含めた最先端の商品・技術が一堂に展示された。
 
 今回の展示規模は、乗用車が国内10社、海外27社で計2万8205m2、二輪車が国内4社、海外7社で計4030m2、また音響・情報機器やボディ部品・用品、電気、タイヤ・ホイール、電装・機関、走行・操縦装置、動力伝達装置などの部品関連は、国内186社・1団体、海外39社・6政府の出品で計8064m2の規模であった。
 
 ちなみに1999年に開催された前回は、294社の出品で展示面積4万5394m2、入場者数138万6400人であり、やはり今回はテロ事件の影響で展示規模を縮小したり、派手な演出や装飾を自粛したメーカーが少なからずあったようだ。とはいえ、各社が自信をもって出品した未来の乗用車・二輪車の華麗なる競演ぶりは例年以上で、多くの参加者の熱い視線が注がれていた。
 
 今回の東京モーターショーのテーマは“Open the door! くるま。未来を「ひ・ら・く」”と掲げられ、21世紀最初のモーターショーとして、新しい時代の幕開けを多様な車のドアがつぎつぎと開かれるイメージと重ね合わせた。
 
 またテーマ館では、「その時―日本の技術が時代のトビラを開いた。」―みえない名車を見る―と題して、幕張メッセ内イベントホールの約1100m2に四輪車22台、二輪車12台、部品を展示。なかでも、わが国初の純国産車「オートモ号」の展示をはじめ実車や実物を中心に数々の技術を展示し、自動車に関する技術革新の足跡を通して、来場者に日本の創意工夫や先人たちの熱意と努力をわかりやすく解説した。しかも、テーマ館では初めてショーステージを設置し、ゲームなどの来場者参加型の企画が実施されて好評であった。

 なお、今回の東京モーターショーでは13日間の会期中に127万6900人の来場者を集め、大盛況のうちに幕を閉じた。


データ 

[名称] 第35回東京モーターショー―乗用車・二輪車−(2001年)
[主催] (社)自動車工業振興会
[会期] 2001年10月26日〜11月7日(期間13日間)
[会場] 幕張メッセ(日本コンベンションセンター)
[入場料] 一般(高校生以上)1,200円、小・中学生600円
[ショーテーマ] Open the door!くるま。未来を「ひ・ら・く」
[会場内面積] 211,300m2(うち展示小間面積42,119m2
[出展状況] 乗用車37社(国産車10社、外国車27社)、二輪車11社(国産車4社、外国車7社)、部品225社・6政府・1団体(国内186社・1団体、外国39社・6政府)、電気自動車1団体
[出品車両数] 乗用車414台(国産車213台、外国車201台)、二輪車295台(国産車225台、外国車70台)
[入場者数] 127万6900人

 

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