ポンペイ展では2000年前の古代ローマの人々の暮らしや生活文化の豊かさをできるだけわかりやすく紹介し、それが現代の暮らしや真の「豊かさ」について考える場になればとの思いがありました。
もともと世界各都市を巡回していた古代ローマの科学技術展覧会に、当時の暮らしや文化も含めた総合的な展覧会として、日本向けに組み直しました。ポンペイ遺跡は古代の暮らしがそのままの形で地中に埋まった「タイムカプセル」です。ポンペイ遺跡を訪れたことがない人に、その遺跡の規模や壮大さをどう紹介できるか、また壁画や装飾品を実際に使った古代の人びとの暮らしを想像していただけるようにどう展示できるかが最大の課題でした。そのために大画面映像やウォークスルーの360度映像、イラストなどの解説手法をかなり工夫しました。
結果として、多くの来館者から「非常にわかりやすい展示だ」とお誉めの言葉をいただき、「古代の暮らしも今とほとんど変わらない豊かさだった。本当の意味での豊かさとはなんなのかを考えさせられた」との感想が寄せられるなど、狙いどおりの成果にたいへん満足しております。
| [名称] |
世界遺産 ポンペイ展〜古代ローマの輝き〜 |
| [会期] |
2001年8月7日〜10月28日 |
| [会場] |
江戸東京博物館(東京都墨田区) |
| [開館時間] |
10:00〜18:00(木、金曜日は20:00まで) |
| [休館日] |
毎週月曜日・9月25日、10月9日(ただし9月24日、10月1、8日は開館) |
| [主催] |
朝日新聞社、TBS、東京都江戸東京博物館 |
| [後援] |
外務省、イタリア大使館、日本におけるイタリア2001年財団、東京都教育委員会、神奈川県教育委員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、日本ユネスコ協会連盟 |
| [展示内容] |
ポンペイ考古学監督局やナポリ国立考古学博物館などが所蔵する計360点を「人と自然」「住まいと都市」「豊かな暮らし」「科学と技術」「世界の広がり」のテーマ別に映像解説も交えて展示 |
| [入場料] |
一般1,300円(20人以上の団体1,100円)、小中高生650円(同550円)、65歳以上700円(同600円)
|